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■■□　　　　　アドペックレポート／住宅＆関連市場情報
□□★　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＜2025年２月号＞　　　　　No.0238

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 （株）アドペックは、日本を代表する木工機械メーカー数社などが出資、木質系・窯業系建

材の加工・塗装設備のライン設計から施工管理・試運転立ち上げまでのエンジニアリング 

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アドペックグループの活動状況報告並びに、住宅関連情報を発信させて頂きます。
内容

（1）２０２５年春節

(2）住宅関連情報　今月の住宅関連情報へのリンク　
　　住宅・建材・家具・不動産等についての公開記事を中心に１ヶ月分をリストア ップ し

    て発信します。

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中国レポート

 

２０２５年春節

 

 日本は2025年1月の天気は平年並みということですが、名古屋地区において最高気

温は過去30年の平均値ではあまり変化はないのですが、平均気温は1℃以上上昇して

おり、最低気温に関しては2℃以上高くなっています。やはり地球温暖化の影響なのでしょ

うか。中国中山市の今年１月は最高気温が20℃前後、最低気温が14℃位です。１月中

旬に中山市を訪問しましたが湿度もあまり高くない過ごしやすい気候が続いていました。

 

今年の中国における新年（春節）は1月29日ですが、中国の国が定めた春節の休日

は1月28日から2月5日となっており、多くの人が帰省や旅行に出かける大移動が例年

のように行われました。実際には小中高の学校は1月20日前後から冬休みとなっている関

係から、それに合わせて休みを取り移動する人も多く、早めに海外旅行に出かける人も多

いようです。

 

先月２１日に香港経由で名古屋までのフライトで帰ってきましたが、深圳蛇口港から香

港空港まで移動する午前7時15分発の船は、早朝ということもあり、普段は客があまり多

くないのですが、この日は満席状態でチケットの購入が簡単にできない状態でした。中部セ

ントレアでの通関では日本人は少なく、ほぼ90％以上は中国・香港からの旅行者のようで

した。

 

中国・台湾と東南アジア地区は、新年を旧暦で迎える習慣がありますが、日本は新暦で

西洋のほとんどの国と同じになっています。日本も以前は旧暦で正月を迎えていましたが、

1873年(明治6年)に西洋の暦法採用がきまりました。旧暦の今年2025年の新年は1月

29日となっていますが、各国により休日の設定や新年の過ごし方等も違っているようです。

 

中国は1月28日から2月5日までが公的な休日と指定されています。小学校の冬休

み期間は地域によって期間は様々ですが、例えば広州は1月20日～2月12日となって

いる関係もあり、その間長期の休みを取る人も多いようです。もともと中国においては、地方

から都市部へ出稼ぎに来ている労働者が多かったこともあり、15～20年位以前はそれらの

ほとんどの人は、帰省することが当たり前の社会風習があり、高速鉄道が未だ普及する前

には、広州駅に鉄道や長距離バスのチケットを求める人々で、春節の数週間前から長蛇の

列ができていました。

 

　そんな中国も今ではかなり様変わりしてきており、帰省する人よりも国内や海外に旅行に

出かける人の方が多くなってきています。日本と同じような傾向となってきているようで、若い

人は里帰りすると口うるさい親や親せきが多いので帰省しないとか、子供が小さいところは、

親が都市部に住む子供夫婦に会いに来るとか、航空機もLCLのような低価格の路線が増

えたこと、各地を結ぶ高速鉄道ができ国内の移動手段が便利になった関係もあると思いま

すが、あえて春節に里帰りしなくても必要な時に帰省すると考える人が増えているのだと思

います。

 

　台湾・韓国・ベトナムにおける今年の春節の休みは1月25日から2月2日までとなって

います。どの国も日本と同じように休み期間に都市部や各地方で働く人々が故郷に規制す

る習慣があり、鉄道・高速バス・高速鉄道・飛行機もかなり混雑するようです。中国と同じ

ように国内及び海外に旅行に出かける人も多く、日本や韓国・東南アジアが人気となってい

ます。近年はどの国も若者の都市部での定住が進んでいることもあり、中国と同じように帰

省しないで、旅行等を中心に休暇を過ごす人が増えているとの事です。

 

ベトナムにおいては２０年前には高速道路もなく、移動はほとんど一般道の長距離バスに

限られていたのですが、今ではある程度高速道路の整備が進み航空機も安い路線が増え

ており、どの国もおなじですが、オンラインでのチケットの入手が主流となっている事で、以前

のようなチケット購入での混雑は無くなってきています。ベトナムは未だ高速鉄道が整備され

ておらず、飛行機の利用が多くなっているようですが、一部帰省の為に数百キロ以上の距

離をバイクで移動する人々も多く、一般道も各地で渋滞するようです。

 

　ここで、世界で使われている暦に関して少し説明しておきます。現代世界で使用されてい

る暦には太陽暦の代表格であるグレゴリオ暦（世界標準）・太陰暦を使っているイスラム暦

（イスラム諸国）・太陽太陰暦の中国暦（中国・東南アジア中心）がありますが、グレゴリオ

暦は太陽が地球を一周する周期（地球公転周期）に基づく暦で、1年は約365.24日で約

365日と、うるう年366日で調整します。季節と暦が一致するのが特徴です。

 

イスラム暦は月の満ち欠け（新月から次の新月までの周期）1か月が約28.53日、1年は

12か月で約354日となっており、月の満ち欠けと一致する為視覚的にわかりやすく、宗教や

伝統行事と結びついています。但し季節と合わなくなる為数年ごとに調整が必要となってい

ます。

 

　中国暦は太陽暦と太陰暦を組み合わせた暦で、1年を364日と数えることから季節のず

れが生じます。それを修正する為に19年に7回という数年ごとに、うるう月を丸ごと1か月

分挿入します。その関係から春節を始め各節は毎年変わってきます。どの国も新年を迎え

るにあたって、その年のスタートと安全や健康、蓄財を願ってお祝いすることは同じようです。

 

地球上が新しい年を迎え、平和が戻り、人々が安心して暮らせる世の中になる事を願っ

ています。

 

　　　　２０２５年０２月１０日

　　　　　　　　　　車田　修

 

 

(2）住宅関連情報

 

２０２５年１月

目次
１．住宅関連

２．リフォーム関連
３．住宅ローン関連
４．建材・住設・家具・合板・木材関連
５．建築・不動産関連
６．塗料・素材関連
７．環境関連
８．アジア関連

今月の住宅関連情報へのリンク

尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。

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