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(1)中山-深圳高速道路開通 (2)住宅関連情報 今月の住宅関連情報へのリンク て発信します。 ★ * + * ☆ * + * ★ * + * ☆ * + * ★ * + * ☆ * + * ★ * + * ☆ * + * ★ *+ *☆ 中国レポート
中山-深圳高速道路開通
名古屋地区は10月に入ってからも最高気温が例年より暑い日が続いていますが、さす がに30℃を超える日は少なくなり、25℃~27℃の日が多くなりました。11月に入ると2 0℃前後の気温となってきて、やっと平年並みの気温となってきたようです。感覚的には秋と いう季節が極端に短くなり、夏から冬に突然変わるような気温の変化のような気がします。 服装も真夏の半袖姿から一気に上着が必要となってきました。
日本は物価高に所得の伸びが追い付かない状態がなかなか改善されない中、衆議院 選挙での与党の議席が過半数割れとなり、経済対策が急がれる中混沌とした状態がつづ いています。アメリカの大統領選挙もトランプが2度目の大統領となり、暴動が避けられたの はいいのですが、今後日本経済がどのような影響を受けるのか分かりません。世界にとって 良い方向になる事を願っています。
今回は私どもの中国拠点である、中山市と深圳(空港)高速道路が開通したことをレポ ートします。
この高速道路は「深中通道南沙線」と呼ばれており、10月30日に開通したと報道され ました。 深圳宝安―広州南沙地区―中山城区の3地点を結ぶ高速道路ですが、201 8年に開通した港珠澳大橋高速道路と同じように海底トンネルや海上吊り橋で構成され た高速道路です。深圳宝安は深圳空港がある地域で、深圳空港に高速道路で直接乗り 入れることが可能となりました。 中山城区と深圳宝安間に関しては、前もって6月30日に 開通しており、約30分で行き来ができるようになっています。
中山城区から深圳空港までは、従来は広州の南の南沙地区にある虎門大橋を経由し た高速道を使って、通常であれば約1時間の距離ですが、虎門大橋を渡る車が多く慢性 的に渋滞が起きていました。ひどい時は3時間以上かかることもあり、この道路の利用は時 間が読めない状態となっていました。珠江デルタ地帯の一部である広州市と東莞市南部の 間から深圳市付近まで大きな川と海からの入り江となっており、特に南部の方は虎門大橋 しかないため、年々渋滞がひどくなってきていました。
香港市街及び香港空港と広州地区及び珠江デルタ地区はそれぞれの主要地区の港 から、高速船が出ており、主要な移動手段となっています。港珠澳大橋や深中通道南沙 線の高速道路が開通して、少し構成が変わってきているようですが、現在も特に香港空港 や香港市街から各地区を結ぶ高速船は各港に通関が有り、旅行客の主要な交通手段と なっています。
今回中山市と深圳を結ぶ高速道路ができたことで、中国中山市への日本からの移動手 段に大きな変化が起き始めています。 中山市から車や交通機関を使って2時間位で行け る空港としては、香港空港・広州空港・深圳空港・珠海空港の4か所がありますが、珠海 空港は中国国内線のみの運航となっており、日本からの国際線の直行便は他の3か所とな っています。 今までは運航便本数が多い香港空港経由で中山に行く事が通常でしたが、 今回高速道路の開通で、深圳空港が一番近い空港となり中山城区から深圳空港までの 所要移動時間は30分となりました。
香港空港からの移動手段もいくつかあり、香港空港から高速船で中山港までは、約70 分ですが一日4便(9:50/13:10/16:30/20:20香港空港発)しかなく、荷物を預け た場合は出航の1時間前までにチケットを購入する必要があるため、航空機が着く時間に よっては、待ち時間が多くなる等の問題があります。帰りの便も(8:10/11:30/14:40 /18:30中山港発)に対して荷物を預ける場合は、航空便出発時間の3時間前以前の 高速船を利用する必要があり、なかなか時間的にマッチングしない事があります。しかし、船 のチケットを買う段階で航空機の搭乗手続きができることや、預け荷物をここで預けられるメ リットと、あくまでトランジット扱いとなり香港には入国はしないで済みます。
香港空港から港珠澳大橋経由で珠海まで行き、そこから中山市までのルートは、港珠 澳大橋のバスが24時間運行されており、8時から24時までは5分から10分間隔・0時か ら6時までは30分間隔となっています。香港空港から香港口岸のバス停までタクシーかシ ャトルバス(15分間隔・所要時間5分位)で行き、そこから港珠澳大橋のバスに乗り珠海 口岸まで約45分位でつきます。珠海口岸から中山城区までは、車で約50分かかります が、航空機の到着時刻や船のスケジュールの制限を受けることなく移動できるので、今まで 多く利用してきました。但しこのルートは一旦香港に入国することになり、通関の手続きや荷 物受け取り等に少し時間がかかりますし、日本人は香港入国にビザは必要ないのですが、 ベトナム人等のビザが必要な国もあります。
今回の深中通道の開通により、深圳空港の利用と、そこから車で30分位の位置にある 深圳市の市街に近い深圳蛇口港の利用もできるようになりました。香港空港と結ぶ高速 船も運行されており、所要時間は30分で便数もかなり多く朝7:15から夜21:00くらいま で往復27便が運航されていますので、当面はこのルートが一番便利だと考えています。 蛇 口港から中山城区までは車で50分位の所要時間となります。
名古屋-深圳間は深圳航空が出航しており、以前は運行時間帯悪かったのでほとんど 利用しませんでした。11月から良い時間帯に変更されるようで、このルートも使えそうな気が しますが、航空機が中型なのと機内サービスには少し問題があるかもしれません。経済状態 が悪いと言われる中国ですが、このようなインフラ整備等への高速鉄道も含めた公共投資 はまだまだ続いており、これが経済回復の糸口の一つとなるのかもしれません。
2024年11月10日 車田 修
(2)住宅関連情報
2024年10月 2.リフォーム関連 尚、上記内容を詳しく情報が知りたい方は、ご連絡下さい。
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